導入事例特別養護老人ホーム 陽光園(埼玉県川越市)様
その他
2019年12月24日
今回の取材は、埼玉県川越市にある社会福祉法人誠仁会 特別養護老人ホーム陽光園様にご協力をいただきました。陽光園様は設立して40年近くになりますが、長年にわたって王子ネピア様の紙おむつをご愛顧いただいております。その中で王子ネピア様にご協力いただき毎年恒例でもある商品勉強会を開催しました。今回は10名の職員様へ「モレにくいあて方3原則」に基づき説明、質疑応答や解決策などの模様を記事にいたしました。
立体ギャザーは撥水効果により水分をはじくので、しっかり立てると内側は堤防の役割を果たしモレを防ぎます。逆に立体ギャザーを立てないと、水をはじきより外側にモレてしまいますので注意が必要です。実際に青い液体が入っている注射器で水分を流し、立体ギャザーの撥水実験を行いました。
次に、スポット吸収ですが、すき間がないようにパッドを尿道口に近づける事により、排泄と同時に素早く吸収、パッドの機能をフルに生かし、モレをより防ぐことができます。こちらも実際にスポット吸収の実験や、王子ネピア様自信作のリニューアル商品『エクストラ1000SP』の吸水スピード実験で現行品との違いを実感していただきました。
「モレにくいあて方3原則」の中の原則3、ネピアテンダー製品テープタイプの場合のななめ付け(クロス止め)でご利用者様の体型にフィットするようにできるのですが、陽光園様では当社日本エンゼルの布製オムツカバー(特注仕様)を長年ご使用いただいている事から、今回はこちらの商品を用いて実際におむつのあて方を体感していただきました。
★下記、おむつのあて方をご参照ください。
①(オムツカバーと布併用の場合)原則2のスポット吸収を意識していただき、男性は谷折り、女性は山折りにパッドを折り、尿道口に近づけてあてます。布も同様にあてていきます。
②鼠径(そけい)部からのモレを防ぐため、オムツカバーを股幅に合わせて引き上げます。
③オムツカバーを引き上げた後、丁寧に広げて整えます。
排泄ケアをされている介護スタッフ様の間でもモレないように工夫をされているようですが、男性、女性によってパッドのあて方も異なりますので、更に王子ネピア様からのアドバイス、解決策などもお話されていました。
おむつのあて方以外でも、陰部洗浄の講義もありました。
陰部洗浄は尿路感染症や褥瘡などのスキントラブルを予防するために重要なケアになるようで、陰部洗浄を行うことにより「お肌を清潔に保つ」「お肌の状態の確認」「リフレッシュ、代謝を上げる」「臭いの対策」などが解決できそうです。
今回の実験で使用しました、大人用紙おむつ「エクストラ1000SP」をご紹介いたします。以前から発売されていたエクストラ1000のリニューアル品で、スピード吸水構造を採用し、さらに吸収性能を向上した商品です。
【特徴】
★新機能としては、スピード吸水構造を採用しています。また、消臭ポリマー配合でニオイを防ぎます。(※以下参照)
【製品仕様】
判サイズ | 幅×長さ 32×63cm |
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入数:パック/ケース | 30枚/4パック |
サイズ:パック/ケース | 400×255×205(mm)/798×278×423(mm) |
重量:パック/ケース | 2,600g/11.6kg |
最後にはなりますが、取材を通してスタッフ様がとても熱心に講義を聞かれ、そして質問などもされ、何よりもご利用者様へ更により良い排泄ケアをしたいとの思いが感じられました。王子ネピア様は、勉強会の他、定期訪問も行いながら排泄ケアに関する日々のお困りごとの解決策を一緒に考えていただいております。
この度は、取材にご協力いただきました陽光園様、王子ネピア様には大変感謝を申し上げます。
排泄ケアでのお困りごとが御座いましたら、日本エンゼルフォローサービススタッフへお問合せ下さい。
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